豊川放水路近くの排水設備、豪雨時に故障で一部使えず 豊川市議会で市答弁

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豊川市は20日、記録的豪雨の際、水位が上昇した豊川放水路近くの排水設備の一部が故障で使えない状態だったと明らかにした。市議会6月定例会の緊急質問で、木本朗善議員(とよかわ未来)に答えた。

 市によると、放水路北側の平井町にある市の排水施設・平井ポンプ場では、排水ポンプ2基のうち1基のセルモーターが2月に故障し、7月に修理を完了する予定だった。

 集落側の水を放水路へ流す役割で1基当たり毎分116トンの排水能力がある。豪雨に見舞われた2日は午前から残る1基で対応したが、施設周辺の水位上昇で同日午後6時ごろ、ポンプを停止し、職員が避難を余儀なくされたという。