飲酒運転で赤信号を無視して事故を起こし、相手に重傷を負わせた罪に問われた女の裁判で、名古屋地方裁判所は女に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

【写真を見る】飲酒運転で赤信号を無視し車に衝突 相手に重傷を負わせた女(21)に懲役2年の実刑判決

判決によりますと、名古屋市港区の風俗店店員、辻瑠菜被告(21)は、ことし5月に酒を飲んで乗用車を運転し、中川区の堤防道路で赤信号を無視して交差点に進入。

別の乗用車と衝突し、その車を約3メートル下に転落させて、運転していた当時56歳の男性に重傷を負わせた、危険運転傷害などの罪に問われていました。

5日の判決公判で、名古屋地裁の平城文啓裁判官は、「酒気帯びで運転するなど交通ルールを守る意識が希薄で、犯行は悪質。反省などを考慮しても実刑をもって臨むほかない」と述べ、辻被告に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。


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