リニア新幹線工事「アセス」、三重・奈良両県で着手 JR東海が表明
https://www.asahi.com/articles/ASRD76WSDRD7ONFB00C.html

最速で2037年とされる名古屋以西のリニア中央新幹線計画をめぐってJR東海は7日、
工事の前提となる「環境影響評価」の作業に着手したことを明らかにした。

ルートと駅位置の絞り込みに必要なボーリング調査を三重・奈良の両県で始めたという。

三重県では地元側から亀山市内の3カ所を駅候補地としてJR東海に示している。
このうちの一つ、関西線・井田川駅周辺で6日に作業を始めたという。
JR東海は今後、残る2カ所についても同様の作業を始めるとしている。

名古屋以西のリニア計画をめぐっては、政府が22年6月に閣議決定した「骨太の方針」に開業促進の取り組みが明記された。
JR東海が23年から環境影響評価に着手できるように指導や支援をするとしており、JR側の対応が注目されていた。