どうなる? 浜松市の新野球場 浜松市長らがドーム型スタジアムの建設を静岡県知事に要望 知事は難しいかじ取りに… (静岡朝日テレビ)

浜松市 中野祐介市長:
「3点お願いでございます。1点目としまして、自然環境に配慮し、天候に左右されない多目的ドーム型スタジアム、その建設を早期に実現をしていただきたいということ。2つ目としまして、野球以外の幅広いスポーツ、イベントも開催可能な仕様としていただきたいということ。それから、3点目としまして、プロ野球を開催できる2万2000人規模としていただきたいということ。この3点お願いをする次第でございますので、どうぞよろしくお願いいたします」

鈴木知事:
「私もこのプロジェクトは浅からぬ縁がございますので、経緯等も含めて把握をしているつもりでございますけれども、ぜひ皆様と一緒になって、将来にわたって県民に愛されて、活用される、そういう施設にしていかなければいけない、ということが基本だと思っております」

鈴木知事:
「もともとは遠州灘海浜公園のこの一帯をどういうふうなにぎわいのエリアにしていくかが重要だということで、どういう施設にしていくかについては、新たな協議会をぜひ私はつくりたいなと。県、市、関係者、できれば民間の皆様にもご参加いただいて、そういう民間の知恵も最大限活用しながら、コストダウンにも努めながら、いかにいい施設を造っていくかについて協議をしていく。そんな場も今後つくりたいと思いますので、ぜひご参加をいただきまして、一緒に知恵を絞っていければと思っております」

浜松の新野球場をめぐっては、知事選でも争点の1つとなりました。
鈴木候補(5月9日):
「リニアの問題も野球場の問題も全力を尽くして実現してまいりたい」

鈴木知事(11日):
「浜松市とか民間の皆さんの意見も聞きながら、さらに公園全体の構想を練り上げていくということがよろしいのではないかなと思っております。いずれにしましても、まずは議会の皆様と丁寧に議論をすることからスタートをする必要があるというふうに思っております」

浜松市 中野市長:
「ドーム型スタジアムもきちっと、浜松の地域エゴで、地域のためだけというつもりは我々は全く思っておりませんので、広く全県にも良い効果が及ぶような、そういった使い方もできるような、そういったものをぜひとも整備をしていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします」

鈴木知事:
「おっしゃるように西部地域だけではなくて、県全体の活性化につながるような、そういう施設にしていくことが、ひいては県民の皆様のご理解を得られることにもなりますので、ぜひそうしたことも協議会の中で一緒に話をしながら知恵を絞れればと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。よろしくお願いします」