菓子メーカーの湖池屋は、海津市と企業立地協定を締結した。海津市の駒野工業団地に「中部工場(仮称)」を建設し、需要が高まるポテトチップスの生産能力強化や新商品開発に取り組む。
2025年8月に稼働予定。2期工事も計画している。
中部工場の敷地面積は約2万9千平方メートル、建設面積は約7700平方メートル。従業員数は約150人の計画。
既存のポテトチップス製品の製造やスナック菓子と食事の間のような新商品開発に取り組む。
またオリジナルポテトチップス作りなどを体験する施設「湖池屋GOGO!ファクトリー」を併設する。
2期工事では、1期工事分とは別の商品の生産体制を整える予定。その際には従業員数が約300人となり、同社最大規模の工場となる。
締結式には会長、社長、市長、立会人として知事が出席。
会長は「一刻も早く完成させて需要に応え、地域貢献にも取り組みたい」とあいさつ。
社長は「飛騨牛など岐阜県産の食材を使った商品開発を進める」と意気込みを語った。