逮捕された元瑞穂市議が経営…岐阜の新日本薬品が自己破産へ 事業継続困難に
2024年6月18日 18時41分

 帝国データバンク岐阜支店によると、岐阜市今嶺の医薬品卸「新日本薬品」が14日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。
同社の代表取締役を務めていた松野貴志元瑞穂市議が2月、新型コロナの無料検査事業で補助金をだまし取ったとして詐欺の疑いで大阪府警に逮捕され、事業継続が困難になった。
 同社は、1985年に設立。主に開業医向けに医薬品や病院で使われる機器を販売し、住宅型有料老人ホームも経営していた。2023年5月期の売上高は過去最高の約16億5千万円だった。