岐阜県の路線価 東海4県唯一の下落 高山市中心部は大幅上昇
NHK
7月01日 15時24分

「路線価」が1日に公表され、岐阜県の平均は前の年を0.2%下回り東海4県で唯一の下落となりました。
一方、高山市中心部の観光地では、外国人観光客の増加などで17.8%と東海4県で最も高い上昇率となっています。

県内の地価の動向に詳しい不動産鑑定士の小池育生さんは「岐阜県は面積が広く、路線価が下落している郡部を多く含んでいるため、東海地方のほかの3県に比べるとマイナスが大きくなる」と分析しています。
一方、高山市中心部の観光地にある「上三之町下三之町線通り」は、外国人観光客の増加などで前の年に比べて17.8%の大幅な上昇となりました。
これは東海4県で最も高い上昇率です。

小池さんは「高山市はインバウンドの増加とともに、新規のホテル計画もあり、路線価が上昇した。」と話しています。