「アイミタガイ」見に行ってきた。
自分が見た時間帯では観客は熟年層・高齢者が比較的多かった。

総評としては、「偶然だらけの人と人とのつながりの群像ドラマ」という感じで、
ツッコミ入れたくなる部分も割とあったが、最終的には綺麗にまとまっていたし、
桑名の知ってる場所が何カ所も出ていたので、ブルーレイが出たら買うと思う。

急逝した前監督 (佐々部清) が「川を渡る電車 (近鉄名古屋線) 」「川を渡って町に入ってくる」にこだわっていて、
自分は「川」と言えば木曽三川のことだと思っていたのに、後を継いだ監督 (草野翔吾) が撮ったこの作品では、
員弁川の鉄橋を渡る近鉄電車ばかりだったので、「何だかなぁ…」と思ってしまった。

かつての桑名駅から桑栄メイトへつながる空中通路や階段でのシーンを見ていたら、
もう一度自分もあの通路や階段を歩きたくなったよ。

劇中において、中学生時代の親友が主人公の手を引っ張りながら、
大山田の光陵中学から寺町商店街を突っ切り、片町の一軒家へ向かうという描写があり、
「お前らいったい何km走ってんねんw」と桑名民なら笑えるシーンがあった。

マイカルからの帰り道、光陵中前の陸橋を車でくぐって聖地巡礼してきた。