この国の稲作農家はほぼ兼業農家
1反(300坪)を平均5,6反しか持ってない農家が多い
そして1反から収穫できる米は9俵から8俵くらい(1俵60kg)

次に稲作に必要なものだが
農作業小屋兼農機具倉庫
トラクター
田植え機
コンバイン
乾燥機
籾摺り機
運搬車(軽トラ・テーラー)
かかる費用は3000万円から4000万円
僅かな面積しか耕作していなくても田植え機とコンバインに関しては10年もたない
農家としては米の買い取り価格が1俵3万円でも割りに合わないが
近隣の手前耕作放棄地にするわけにはいなないので赤字覚悟で続けている

後継者もなく高齢でその家で耕作できなると請け負いで小作している農家に任せる
小作料は1反につき30kgの飯米をもらうか中にはタダでしか請け負わない小作人もいる

この国の農業政策は各農家に甘えた政策を続けてきたがそのつけが回ってきた
非農家の購入者はもっと苦しんで現状を理解するといい