四日市鈴鹿環状線のバイパス部分23日開通 波木町-釆女町900メートル
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 県道四日市鈴鹿環状線のバイパス部分に当たる四日市市波木町-釆女町間の900メートルが23日に開通する。笹川団地を南北に貫く市道などを使い、国道477号バイパスから一直線で市内の南北移動ができるようになる。

 開通区間は2014年から工事を開始。片側1車線で歩道も備える。山を掘削したり、内部川に釆女大橋を架けたりして、11年かけて開通にこぎ着けた。総工費は約39億円。
 県四日市建設事務所によると、現道は朝夕の通勤時間帯を中心に渋滞が発生。中央線や歩道がなく、幅が3・5メートルしかない区間もあるなど、すれ違いが困難な場所もあった。建設事務所は開通で交通が分散して渋滞が減るほか、歩行者の安全性も高ま...