滝ノ水公園周辺は原っぱで小さな山が点在した。宅地造成が盛んになったのは昭和50年を過ぎてようやくである。それ以前はごみ集積地が有って滝ノ水南には遺体焼却場も有り、うっすらと死臭のする場所だった。しかし夏はジャンピング婆やローリング爺が捕れるし、みちょぱ、ゆきぽよ、ぬらりひょん、あいみょん(君はロックを聴かない)などは当たり前のように棲息していて、夏休みは子供達の格好の冒険の場だった。