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「地価公示」 岐阜県 全用途の地価の平均 33年ぶりに上昇
NHK岐阜 3月18日 19時30分

商業地で上昇率が最も大きかったのは古い町並みが残る高山市上三之町の調査地点で、28.8%の上昇となり、全国でも8番目に大きい上昇率で、欧米からの観光客の増加などが背景にあるということです。

一方、岐阜市柳ケ瀬通1丁目は「岐阜高島屋」が去年7月に閉店した影響で2.3%下落し、県内の商業地では2番目に大きい下落率となりました。
地価公示岐阜県代表幹事を務める不動産鑑定士の小池育生さんは「柳ケ瀬は集客力を失って、更なる衰退を続けていて当面下がり続けるだろう」と話しています。

住宅地で上昇率が最も大きかったのはJR西岐阜駅の近くの岐阜市西荘3丁目で、5.6%上昇し、11万3000円でした。
これについて小池さんは「名古屋へのアクセスが便利で、岐阜駅周辺より割安に感じられることから需要があり、上昇傾向にある」と分析しています。

【高山上三之町に出店した飲食店は】
岐阜県内の商業地の中で地価の上昇率が最も大きかった高山市上三之町は江戸時代の城下町を感じさせる「古い町並み」が今も残り、平日も多くの観光客でにぎわっています。
特にインバウンドが急激に増えていて、去年、高山市に宿泊した外国人旅行者は76万9000人余りとおととしの約1.7倍に上り、過去最多となりました。


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