>>941 新聞記事より抜粋、後継ではなくあくまで再現

『湖西・入出の欧米料理カフェで懐かしい再現カレーが人気 30年前に閉店した豊橋の店の味』
2025年5月28日 05時05分 (5月28日 14時59分更新)
 湖西市入出の欧米料理とワインのカフェ「IN N OUT CAFE(イン・アンド・アウト・カフェ)」が、約30年前までJR豊橋駅(愛知県豊橋市)の旧駅ビルにあったカレー店の味を再現し、人気を集めている。昭和の味わいの懐かしのビーフカレーを追い求める当時のファンが県内外から訪れている。

カフェは両市で英会話教室を運営する「Plus X studio」(豊橋市)のヒロさん=同市出身、ヴェロニカさん=ルーマニア出身=夫婦が経営する。ヒロさんは長年米国で建築の仕事をし、10年前に帰国。当時食べていた各国の料理や欧米文化を紹介しようと、2024年秋に自宅1階で開店した。

 米国西海岸のカフェで定番のクラムチャウダーやフィッシュ・アンド・チップス、ルーマニアのソーセージ「ミッチ」など、メニューは国際色豊か。各国の料理に加え、海外にいたヒロさんが恋しかった地元の味として、旧豊橋ステーションビル地下にあった「カレーとコーヒーの店」の味をイメージしたビーフカレーを創作した。

同店は約30年前、駅ビルの改装に伴って閉業している。インターネット上では「あの店はどうなった」「また食べたい」と懐かしむ声も。店のファンの一人だったヒロさんは、レシピや店の経営者は分からないまま、記憶とネット情報を頼りに試作を繰り返した。
(以下略)