名鉄、名駅再開発見直し 人材難、工事費倍増で 着工時期など「未定」計画白紙は否定
12/13(土) 5:15配信

 名古屋鉄道は12日、今年3月に事業化を決めていた名古屋駅地区での再開発計画の再検証と見直しに着手すると発表した。従来は2026年度に解体を始め、33年度に1期工事が完成する計画だったが、着工や竣工(しゅんこう)時期を未定とした。
施工の入札に応募参加していたゼネコン(総合建設業)が急きょ辞退したためだ。さらに工事費が倍増する見通しであることも明らかになった。17年に再開発計画を公表して以降、見直しは2回目。名古屋の一大プロジェクトが極めて異例の事態に陥っている。

背景には、国内で半導体工場やデータセンターなどの建設が活発化する中、ゼネコン側が選別して受注する傾向が強まっていることがある。

 高崎社長は「技術的な知見を踏まえて2年近く検討してきた。丁寧に手順を踏んで、プロセスに間違いはなかった。それでも、それ以上の事業環境の変化があった」と話した。

 計画の再検証と見直しに着手し、26年度中に今後の方向性を示す。計画の規模を含めて幅広く可能性を検討する。また、最高級ホテルとして入る予定のハイアットホテルズコーポレーションとも協議を進める。

 このほか、来春までに営業を終える予定だった名鉄バスセンター、名鉄グランドホテル、スカイパーキングなどは一部営業を続ける。その一方で、名鉄百貨店本店は予定通り来年2月28日に閉店する。


https://news.yahoo.co.jp/articles/134f3aa39799adf6a59ea5f824e2abd87130f391


こんな難工事を引き受けるよりデータセンターの方が工事が簡単で金払いが良くていいよね