今回の名駅再開発白紙化のヤバさは以下3点。

1つめは 「人手不足でゼネコンが逃げた」こと。
お金の問題だけなら予算を増やせば解決するが、人がいないは解決策が見えない。

2つめは「工事費が倍になった」こと。
採算が取れなくなった可能性が高く、計画そのものの縮小見直しが避けられない。

3つめは「廃墟ビルが駅前に残る」こと。
開発が進まなくても、名鉄百貨店は予定通り来年2月に閉店する。
最悪の場合、名古屋駅の一等地に、解体もされず再利用もされない巨大な空きビルが数年単位で放置されるリスクがある。
これは名古屋の都市間競争力を低下させかねない。