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毎日新聞 2021/12/4 23:03(最終更新 12/5 00:37) 356文字




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 インドネシア・ジャワ島東部のスメル山(3676メートル)が4日噴火した。大規模な噴煙が発生し、火口付近からは溶岩が流れ出た。AP通信は地元政府当局者の話として、少なくとも男性1人が死亡し、41人が負傷したと報じた。行方不明者も2人いるという。


 スメル山はジャワ島最高峰で、富士山より100メートル低い。オーストラリアメディアによると、噴火の発生は午後3時ごろ。噴煙は高さ約12キロに達した。APによると、溶岩は火口から約800メートルの河川まで流れた。ふもとの集落の住民は、火口から5キロ以上離れた場所に避難するよう指示されたという。



 ツイッターには、ふもとで撮影したとみられる動画が投稿された。灰色の噴煙が高く上がり、人々が逃げまどう姿が映し出されていた。

 インドネシアには計127の活火山がある。【金寿英】