2/12(日) 8:30   デイリー
https://news.yahoo.co.jp/articles/05d3f3f30421a5addacd41b0d98f289f83c4a1de

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が12日、フジテレビ系「日曜報道THE PRIME」に出演し、国会で議論となっている「LGBT理解増進法案」「選択的夫婦別姓」「同性婚」について解説した。

 同性婚の反対については「婚姻は両性の合意のみに基いて成立する」という憲法24条を挙げる政治家が多いと説明。「両性」が男性と女性を指すことから「男、女の婚姻を想定しているんじゃないか」という意見があるとした。

 「憲法ができたころは同性婚というのは想定してなかったんでしょうね」と一定の理解を示した上で「『憲法上の保障はない』これは確定なんです。同性婚についての法律を作らなくても憲法違反じゃない」と説明した。「同性婚を認めるような法律を作らなくても、作っても、憲法は言及してませんよ。どちらでもいいですよ、っていうのが“保障なし”なんです」と憲法が同性婚について“規定していない”ことを伝えた。

 一方で、反対論者は「憲法で同性婚が禁止されている」と解釈している人が多いと説明。しかし、禁止については「大いに議論があるところ」とし「憲法学を学んでいる者にとっては、禁止はしていないというのが通説です」と解説した。「多様な家族観の中で子供が増えてくると思います。社会はどういう形態でもいいんじゃないかっていうことを認めていくことが異次元の少子化対策の柱の1つだと思うんです」と持論を展開した。