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沖縄県内ナンバーワンの肉用ヤギを決める品評会が糸満市で開かれ、県内各地から選りすぐりのヤギが出品されました。

コロナ禍などもあり実に5年ぶりの開催となったヤギ品評会。審査は1歳未満の雄雌と1歳以上の雄雌の4つの部門に分かれて行われ、県内各地の予選を勝ち抜いた合わせて20匹のヤギが出品されました。

審査員たちはヤギの全体的な大きさや肉付きのバランス、足腰の強さなどを入念に確かめながらヤギを審査し、それぞれの部門でナンバーワンとなるヤギを決定しました。

▼壮齢雄(1歳以上の雄ヤギ)の部でナンバーワン・石原昌司さん
「勝負の世界は結果が出るまで分からないので良かったです。本当にうれしかったです」

▼沖縄県農林水産部畜産課・真喜志修課長
「県としてもヤギ肉需要の高まりを受けて、ヤギの大型化とかヤギの飼養頭数の増頭に向けて色々今取り組んでいるところです」

県やヤギの生産者によりますと、コロナ禍の収束に伴いヤギ肉の消費量は増えているものの供給が追いついておらず、今はまさに「ヒージャーバブル」の状態だということです。

品評会で上位に選ばれたヤギの運命ですが、主に繁殖用として飼育されるため食肉にはならないということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rbc/1619752