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ロシア軍が黄色いスクールバスに乗って突撃 追加防護もなく [きつねうどん★]

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1きつねうどん ★
垢版 |
2025/05/02(金) 17:16:39.85ID:yKzTMNCH
中国製の全地形対応車(ATV、俗称「ゴルフカート」)。ベラルーシ製のオートバイ。ロシアの大衆車ブランド「ラーダ」のコンパクトカー。ソ連時代にさかのぼる軍民両用のバン「ブハンカ」。博物館に収蔵されていてもおかしくないほど古いGAZ-69ライトトラック。少なくとも1両の機関車。ロシアで繁盛しているスクーターレンタル業界の余剰電動スクーター。ロシアで装甲戦闘車両(AFV)の在庫が払底してくるにつれて、ロシア軍の連隊や旅団は兵士の輸送を民生用や民生寄りの車両に頼るようになっている。

このほど、ロシア軍の民生品転用車に新たに加わった車両は、これまでで最も滑稽なものかもしれない。スクールバスだ。ロシア軍は民生車両を転用する場合、ドローン(無人機)対策のケージなどで防護を強化することが多いが、このバスにはそれすらなかった。

4月27日かその少し前、ウクライナ軍のドローン操縦士は、東部の主要な戦闘地域であるドネツク州の前線近くに、黄色いスクールバスが停車しているところを見つけた。

バスは故障したのかもしれない。あるいは、春の訪れとともに地盤が緩んだ未舗装路を走行中、足を取られたのかもしれない。いずれにせよ、ウクライナ軍のFPV(一人称視点)自爆ドローン少なくとも1機の直撃を食らい、その場で炎上する結果になった。

戦場の輸送手段として、バスは理想的なものとは言えない。アナリストのヤクブ・ヤノフスキーは「民生車両は徒歩よりはましだが、見てわかるように防護も(車両搭載の銃砲による)火力支援も期待できない」と説明する。「したがって、適切なAFVでなくバスを使った突撃は損害が大きくなり、失敗する可能性も高くなる。塹壕や鉄条網、その他の対歩兵障害物も越えられそうにない」

戦場に増える民生車両
とはいえ、ロシア軍に選択の余地は乏しい。ロシアがウクライナに対する戦争を拡大してから3年2カ月あまりの間に、ロシア軍は装甲戦闘車両だけで累計1万3000両近く失っている。この数は多くの軍隊の全車両数を上回り、国際的な制裁で圧迫されているロシア産業界が3年間に生産できる車両数よりも多い。ロシアでの戦車と歩兵戦闘車(IFV)の新規生産数は現状、年間1100両くらいかもしれない。

ロシア国防省は新造車両で足りない分を、国内にいくつかある広大な屋外保管施設から引っ張り出した冷戦時代の老朽化した車両で補ってきた。しかし、いまではこれらの施設の保管車両も枯渇している。「残っている車両の多くは状態がひどく悪い」とヤノフスキーは指摘する。

だから、ATVやスクーター、乗用車、そしてバスが使われているというわけだ。

ドネツク州に登場した戦場バスは、近年の戦争でバスが使用された最初の事例ではない。2010年代、イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国(IS)」と、その最も恐るべき敵である「ペシュメルガ」(イラクのクルド自治政府の軍事組織)はいずれも、民生車両を戦闘用に改造して使用した。ISやペシュメルガの戦闘バスとロシア軍の戦闘バスの大きな違いは、前者は普通、敵の火力から搭乗者を守るために多数の追加装甲をまとっていたことだ。

ロシア軍も民生品を転用した突撃車両には追加防護を施すことが多いが、映像を見る限り、今回のバスにはそうした処置が取られなかったようだ。時間がなかったのかもしれないし、自動車やトラックに即席の装甲を付け足している整備兵らは、それより格段に大きい車両には同様の対策をする準備が整っていなかったのかもしれない。

放置され、動かず、ウクライナの前線上空にいつも、どこにでもいるドローンに対する防護も皆無だったロシア軍のバスは、ウクライナ軍にとって格好の目標だった。

https://forbesjapan.com/articles/detail/78889
2Ψ
垢版 |
2025/05/02(金) 17:27:29.75ID:PJyU8eVe
一方、ウクライナは救急車で対応
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