「日本一、客が来ない動物園」にじわじわ活気が戻ってる 事件を起こしたワケアリの動物たちも待ってます [きつねうどん★]

1きつねうどん ★
垢版 |
2025/12/30(火) 07:35:39.71ID:FmIqrDlz
 高速道路の側溝で見つかったブタや、猟師が仕留めた母グマのおなかから取り出されたクマ…。石岡市の「東筑波ユートピア」は、さまざまな事情で保護された動物が主役の動物園だ。かつては「日本一、客が来ない動物園」とも評されたが、行き場を失った保護動物の安住の地に生まれ変わり、徐々に活気を取り戻している。HPによると、園は年末年始も営業する。(佐野周平)

◆園全体の9割は行き場を失った動物たち
 今月中旬、飼育員の椎名千恵美さん(57)の案内で園に足を踏み入れると、競い合うように「ガーガー」と叫びながら歩き回るガチョウたちに出迎えられた。その間を縫うように、ヤギやニワトリも無造作に目の前を横切っていった。

 同園は峰寺山(標高約380メートル)の山頂付近にあり、約5000平方メートルの敷地内では約20種が飼育されている。犬やクジャクたちが両脇に並ぶ坂道を上っていくと、おりの中でサルの群れが生活するエリアに到着した。「ニュースで有名になった子もいるんですよ」と椎名さん。羽田空港の敷地内に侵入したり、東京の市街地に出没したりと、世間を騒がせた有名人ならぬ「有名ザル」を一目見ようと来園する人もいるという。

 園には、個人を中心に動物の引き取りの依頼が毎月のように舞い込む。基本的に断っているが、個別の事情や依頼者の熱意などを考慮して引き取ることもあり、今では、そんな動物が園全体の9割を占める。

◆寄付や動物の餌を支援してくれるファンも
 餌やりや散歩体験などで動物と気軽にふれ合えるのも特徴だ。近年は客足が増加傾向で、来園者は週に数百人に上る。寄付や動物の餌を支援してくれるファンもいるという。

 園を運営する「戦豆」(神奈川県)はもともと猿回しの営業をしており、前経営者の高齢化などで管理が行き届かなくなっていた同園を2019年秋に買い取った。6日連続で客が現れず、「日本一客が来ない」とも評された同園を、猿回しを引退したサルが余生を過ごす場所にするつもりだったという。椎名さんは「ゴミ屋敷同然で、動物たちがよく生きていたなと思うほどだった」と振り返る。

 老朽化した設備の補修や飼育環境の改善など再建に向けた取り組みは、新型コロナ禍で早々につまずいた。ただ、これが予期せぬ形で今につながっていく。

◆「動物たちが元気を取り戻し、人間と共存する場所に」
 一斉休校の影響で学校で飼えなくなったウサギや、廃業したブリーダーからネコなどを引き取るうちに、口コミで依頼が増えるように。病気やけがで先行きが見通せない状態でも引き取ることがあり、椎名さんは「展示目的で引き取るわけじゃない。動物たちが元気を取り戻し、人間と共存する場所にしたい」と力を込める。

 肉食動物がいないため、通常の動物園より餌代は抑えられ、月に50万円程度。人件費を切り詰めるために飼育員は3人で回し、なんとか経営は成り立っているという。今年で開園50周年を迎え、「(動物たちは)いろんな巡り合わせでこの園にやってきて、頑張ってくれている。動物園ができるのは、彼らのおかげ」。保護動物を支え、そして支えられている。そんな園の歩みは、これからも変わらない。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/459195
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2025/12/30(火) 11:58:39.14ID:QkK95YzK
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