地元では、そこそこ人気のあった「ロック歌舞伎スーパー一座」の裏の顔を語ろうと思う。
当時、私は割とウエイトのあるポジションにいた。
ある日、主催、演出家の岩田信市先生が突然「オペラをやる!」と言い出した。
その頃、新座員として入ってきた柴田しのぶが、女優陣で1番古株の私に擦り寄ってきた。仲良くさせてもらったが、当時の私は彼女が「虐めの天才」だと言う事に全く気が付かなかった。
そして私から他の人間、吉野貴子に移るまで、そう時間は関わらなかった。女優陣も集まり、公演は続いた。柴田しのぶも吉野貴子も、私の存在に都合が悪くなり、表面上仲が良い振りをして、楽屋でのメイク中に、ネチネチと嫌味を言い出した。嫌味だけでは無く、正しくパワハラだった。女優陣は自分に被害が及ぶのが怖がり、柴田しのぶの言いなりだったが女優陣は皆んな被害があったから「被害者友の会」が出来る程だ。
私は柴田しのぶと吉野貴子の餌食になり、とうとう精神疾患を患い、手首を切った。「ザ・芸者」という作品の舞台がハネた後、私が手首を切った事を責め出した。あの日を忘れられない。私は精神病院のお世話になっていて、心理面接と診察という2つの治療をしていた。
責められた時、柴田しのぶは「カウンセリングなんて、どうせ優しく話を聞いてくれるだけでしょ!」吉野貴子は「あ!分かった!鬱病でしょう!」と満面の笑みで言った。正式な精神鑑定を受けた結果、境界性パーソナリティ障害と診断を受けた。診断され、即入院だった。
だから、私は「スーパー一座」での、心の居場所を失ってしまい、最終的に辞めた。この障害を一生抱えて生きて行かなければならない。
診断の詳しい内容は、柴田しのぶ吉野貴子の陰湿な虐めによるものだった。あの時、音声を録音しておけば、あの時、診断書を持って警察に訴えれば…と、振り返る。親切な振りして良い人を演じていた柴田しのぶと吉野貴子は本当に恐ろしい人物だ。