「エッチなことをしようと考えていた」33歳巡査部長を懲戒免職 強制わいせつや盗撮で逮捕「女性の隠している部分を見たかった」愛知県警が処分

名古屋市内の店舗で当時10代の女性にわいせつな行為をしたなどとして逮捕された愛知県警の33歳の警察官が懲戒免職処分を受けました。

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28日付で懲戒免職処分を受けたのは、愛知県警 港警察署地域課の33歳の巡査部長の男です。

警察によりますと、巡査部長は去年12月、名古屋市内の店舗で当時10代の女性にわいせつな行為をした強制わいせつの疑いで4月9日に逮捕されていました。

警察の調べに対し、巡査部長は容疑を認め、「エッチなことをしようと考えていた」などと話しているということです。

巡査部長はその4日前にも名古屋市中区の商業施設で10代の女性のスカートにスマホを差し入れた愛知県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されていました。

巡査部長は動画機能を作動させたスマホをカバンの中に入れて撮影していたと話していて、巡査部長のスマホからは犯行時のものとみられる動画も見つかっているということです。

巡査部長は盗撮について当初は容疑を否認していましたが、その後の調べで容疑を認め、「寄り道をしてぶらぶらしていたら偶然好みの女性を見つけた」「女性の隠している部分を見たかった」などと供述しているということです。

女性と巡査部長に面識はありませんでした。

巡査部長は処分を受け、「被害者の方には申し訳ないことをしました。私の身勝手な行為で警察の信用を失墜させてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と話しているということです。

愛知県警の川口孝首席監察官は「警察官としてあるまじき行為であり、捜査結果等を踏まえて厳正に処分しました。被害者の方々をはじめ、県民の皆様には心よりお詫び申し上げます。今後は、より一層、職務倫理教養や身上指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。