ハザードマップでわかる名古屋市港区の災害リスク

港区は、もともと海だった場所を干拓や埋め立てて造った街で、全体的に標高が低く平坦な地形をしています。
区の北側には、海抜0m地帯が広がっています。海抜0m地帯とは、満潮時の海水面より土地の高さが低い場所のことで、非常に水害に弱いのが特徴です。

港区では全体的に震度6強、南側の一部では震度7の想定となっております。
震源地に近いことや揺れやすい地質により、名古屋市の中では最も地震で揺れやすい区です。

港区は東部や臨海部の極一部を除いて、全体的に液状化する可能性が高いです。
地形でも解説しましたが、港区は沖積層という軟弱な地盤の上にある街で、臨海部も埋立地ですので液状化しやすい地質です。

港区は直接海に面していることや、河川が多数流れ込んでいることに加え、全体的に低地で平坦な地形をしているため、津波の危険性が高い街です。
港区で一番早く到達する場所は、西部の日光川・福田川沿いの地域や、中央部の庄内川沿いの地域などで、到達時間は地震発生から0〜10分となっており逃げる時間はありません。

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