北側は6区画で、自動車部品など製造のモルテン(西区)の鉄筋4階建てテクニカルセンターが11月に稼働する。大和ハウス子会社の大和物流(大阪市)の鉄骨3階建て物流施設は来年1月に営業を始める。

 残る4区画は、大和ハウスが整備した中四国地方で最大の物流施設▽輸入車販売コンクエスト(西区)の整備工場▽中尾鉄工所(南区)のプラント検査センター▽UDトラックス(埼玉県上尾市)の整備工場―でいずれも稼働している。

 テクノ・ポートは、跡地中央部の「新たな産業(雇用)ゾーン」(約18ヘクタール)の事業として2018年春に県と市に選ばれた。大和ハウスは北側を20年春に造成し、21年夏に完売。21年春に着工した南側の造成も今春終えた。