南側は、11区画のうち3区画を販売済み。岡山県貨物運送(岡山市北区)が広島主管支店を移転、新築する計画などがある。大和ハウスは南北で計1800人の雇用が生まれるとしている。総事業費は非公表。

 産業団地は北側に広島南道路が通り、山陽自動車道五日市、廿日市の両インターチェンジへも約10キロ。同社は「南側エリアも引き合いが多く、来春までには全区画を分譲できる見通し」と説明している。

 西飛行場跡地は約50ヘクタールで、最北端の広域防災ゾーンは広島ヘリポートなどとして使われている。産業団地南側のスポーツ・レクリエーションゾーンでは広島市が7月にグラウンドなどの造成を始めた。南端の新たな産業(にぎわい)ゾーンは唯一、活用策が決まっていない。