中3女子に「体がマヒするくらいどついたろか」 教諭を停職3カ月
3/31(木) 17:33配信

 教え子の女子中学生に「体がマヒするくらいどついたろうか」と暴言を吐いたなどとして、大阪市教育委員会は3月31日、市立中学校の男性教諭(38)を停職3カ月の懲戒処分にし、発表した。
処分は4月1日付。

 市教委によると、教諭は2020年10月、当時の勤務校で担任をしていた中3クラスの女子生徒らが修学旅行で部屋割りを変えて過ごしていたことを注意した。

 数日後に女子生徒に「首謀者やろ、認めろ」と詰め寄り、女子生徒が否定すると「体がマヒするくらいどついたろうか。女やから殴らんけどな」
「自分は担任やから進路のスポーツ推薦書も何とでもできるんや」と暴言を吐いたという。

 女性生徒が泣いているのを見た学年主任に促されて生徒宅に説明に出向いた際も、保護者の前で生徒を「こいつ」、ほかの生徒を「クズ」と呼んだという。

 男性教諭は20年9月にも、ふざけて窓ガラスを割った同じクラスの男子生徒を正座させ、その前にいすを置いて座り、生徒の両太ももに足を載せる体罰を与えたことが判明。
さらに学校がこれらの件で保護者説明会を開いたところ、19年11月の技術の授業でも当時中2の男子生徒に「何をもたもたしてるんや。豚の丸焼きにしてやろうか」と大声で暴言を吐いたことも発覚した。

 男性教諭は21年春から別の市立中で勤務しており、市教委の聴取に「深く反省している。言葉選びや人との接し方などで感情のコントロールについて考え、見つめ直していきたい」と話しているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e96ff9948b4b8f1f28ebae1a9254c198aeca7711