ごみステーションに砲弾か 広島で収集中の職員発見 危険性なし

> 広島県福山市は10日、市内のごみステーションから旧日本軍の砲弾らしきものを回収したと発表した。福山東署や陸上自衛隊が調べたところ、信管や火薬は入っておらず、爆発の恐れはないとしている。

> 8日午前、資源ごみの収集にあたっていた市職員が、同市城興ケ丘の住宅地にあるごみステーションで、新聞紙に包まれ、半透明のポリ袋に入っているのを発見した。職員がレプリカと思い市南部環境センターに持ち帰った後、同日夕、警察に届け出た。

> 直径約10センチ、高さ約30センチ。形状から旧日本軍の75ミリ砲弾とみられるという。警察と自衛隊が協議して処理方法を決める。

> 市環境部は「銃弾や砲弾、日本刀など危険物の可能性のあるものは収集できない。見つけた場合は警察などに連絡してほしい」としている。