「過労死ラインを大幅に超える月253時間の時間外労働」倉敷市内の会社と社長を労働基準法違反の疑いで書類送検 虚偽の書類を提出した疑いも
2022年10月12日(水) 17:00
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時間外労働は「1か月で253時間」と過労死ラインを大幅に上回っていました。従業員を違法に働かせたとして倉敷市の食料品製造会社と会社の社長が書類送検されました。
労働基準法違反の疑いで書類送検されたのは、倉敷市美和の食料品製造業・山陽フードサービスと、この会社の63歳の社長の男性です。岡山労働基準監督署によりますと、この会社と男性社長は今年4月、岡山市の事業所で働く従業員6人に対し、違法な時間外労働をさせた疑いが持たれています。
6人のうち1人は過労死ラインとされる月100時間を大幅に超える、月253時間の時間外労働をしていました。また、労働基準監督署が今年5月に会社の立ち入り検査を行った際に、労働時間を実際よりも少なく記載した書類を提出した疑いも持たれています。