勤務する小学校で女子児童の下半身撮影か逮捕の教諭 容疑否認
09月26日

勤務する小学校の校舎内で、この学校に通う女子児童の下半身をカメラで撮影したとして、福山市の小学校に勤める50歳の教諭が強制わいせつの疑いで逮捕されました。
警察によりますと調べに対し、容疑を否認しているということです。


逮捕されたのは、福山市の市立小学校の教諭、鬼嶋良毅容疑者(50)です。
警察によりますと鬼嶋教諭は、3年前の2020年2月下旬、当時勤務していた福山市内の小学校の校舎内で、この学校に通う10代の女子児童の下半身を2回にわたってデジタルカメラで撮影したとして、強制わいせつの疑いがもたれています。
保護者からことし7月、「子どもがカメラを怖がっている状態で、かつてカメラで撮影されて悩んでいる」という内容の相談が警察に寄せられ、捜査を進めた結果、鬼嶋教諭が関与した疑いがあることが分かったということです。
調べに対し、「やっていません」と供述し、容疑を否認しているということです。
警察が詳しいいきさつを調べています。
福山市の市立小学校の教諭が逮捕されたことを受けて、福山市教育委員会の亀山貴治学校教育部長は「小学校教諭が逮捕されるという事案が発生したことは大変遺憾であります。児童の心のケアを第一に考え、事実関係を確認した上で、厳正に対処してまいります」とコメントしています。
また、福山市教育委員会は、逮捕された教諭が現在勤務する小学校に、27日からスクールカウンセラーを配置するとともに、児童にアンケートを行うということです。