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2021/11/8 14:39


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戦闘機が発着できるように改修された護衛艦「いずも」の甲板で説明を受ける岸信夫防衛相(中央)=8日、神奈川県横須賀市(市岡豊大撮影)

岸信夫防衛相は8日、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地で「空母化」に向けて改修が進められている護衛艦「いずも」を視察した。短距離離陸・垂直着陸が可能な最新鋭ステルス戦闘機F35Bの発着を可能にする耐熱塗装が施された飛行甲板を確認。10月に四国沖で行われた米海兵隊F35Bによる発着検証についても説明を受けた。

岸氏は記者団に「広大な太平洋側を含む海と空の守りについて、しっかりとした備えを行うためには洋上でF35Bの離発着を可能とすることが必要不可欠だ」と強調した。

また、岸氏は中東地域で活動する海自隊員の妻6人と車座対話を実施。出発行事への参加や帰任後の休暇取得などについて要望があり、前向きに検討する考えを示した。岸氏は記者団に「隊員の留守を預かるご家族の心配、ご苦労を改めて強く認識した」と述べた。