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2021/11/09 23:07


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TSMC、熊本と台湾・高雄に新工場 ともに24年生産開始へ

(台北中央社)半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県と台湾南部・高雄市に新工場を建設することが分かった。いずれも2022年に着工し、24年の生産開始を目指す。同社が9日、明らかにした。

熊本工場は、ソニーグループと共同で設立する子会社が運営し、回路線幅22ナノメートル(ナノは10億分の1)と28ナノメートルの半導体を、高雄工場は同7ナノメートルと28ナノメートルの半導体を製造する予定。

熊本工場の当初投資額は約70億米ドル(約8000億円)。高雄工場の投資額は明らかにされていないが、同日の取締役会で承認された90億3644万ドル(約1兆205億円)の予算に工場の建設費が含まれるという。

同社が日本に生産拠点を構えるのは今回が初めて。魏哲家総裁(CEO)は、ソニーの支援に感謝するとともに、新工場の建設をきっかけに日本の人材をより多く迎え入れればと喜んだ。

(張建中/編集:羅友辰)