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2021/12/12 16:00



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(ベルリン中央社)ドイツ連邦議会の請願委員会はこのほど、台湾に関する決議を採択した。台湾の国家承認を含めた対台湾政策の見直しや、ドイツと欧州連合(EU)の台湾との交流深化などを政府に提言する内容だ。

ドイツでは2019年、台湾との国交樹立を求める請願がドイツ人男性から出され、署名開始から約3週間で規定数の5万件を集めた。これを受けて開かれた公聴会で、外務省幹部は当時、「一つの中国」政策を維持しつつ、台湾との関係拡大を計画しているとの考えを示していた。これ以来、進展がないままとなっていたが、新政権発足で、同委は9日に採決を行い、賛成多数で採択された。

駐ドイツ台北代表処(大使館に相当)は歓迎と謝意を表明し、ドイツ政府の前向きな回答と実践を期待する立場を示した。

(林育立/編集:楊千慧)