2021年12月16日21時28分



東京・赤坂のサントリーホールで行われた読売日本交響楽団のクラシックコンサートで、終演直後に客同士の乱闘騒ぎがあり、ツイッターで目撃情報が次々寄せられた。

殴って出血したとの情報もあるが、サントリーホールによると、警察は呼ばれなかったという。主催者の読響は、「鑑賞マナーを順守していただくよう呼び掛けていく」と話している。

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演奏中ではなかったが…(写真はイメージ)

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ステージ後方の乱闘騒ぎは丸見えに(写真はサントリーホールのサイトから)



ステージの後ろ側の観客席で起き、その様子は丸見えの状態
コンサートは、2021年12月14日夜に行われた読響の定期演奏会だ。

10月のショパン国際ピアノコンクールで4位入賞した小林愛実さん(26)が出演し、本選で弾いたショパンのピアノ協奏曲第1番を披露するとあって、ファンらから大きな注目を集めた。

ツイッター上に相次いだいくつかの目撃情報によると、コンサート最後の曲であるプロコフィエフの交響曲第5番の演奏が終わり、指揮者の高関健さんが楽団メンバーをねぎらう中で、乱闘騒ぎが始まった。

ちょうどステージの後ろ側にあるPブロックという観客席で起き、その様子は、他の観客席から丸見えの状態だったという。前列と後列の男性客同士が言い合いを始め、1人が殴ってもう1人が出血したのを見たという報告が複数あった。カーテンコールに拍手しながらも、視線はついそっちに行ってしまったと漏らす人もいた。

こうした目撃談へのリプライも次々に寄せられ、「クラシックのコンサートで乱闘って」「これマジ?あのサントリーホールで?」などと驚く声が上がっている。トラブルの原因についての報告は見られなかったが、「時勢的にマスク絡みかな?」「椅子の背を蹴られ続けてたとか」といった推測も出ていた。


読響「スタッフがばんそうこうなどで処置」
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