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2022年01月04日15時39分




 【ロサンゼルス時事】2016年に死去した英ロック歌手デビッド・ボウイさんの「ヒーローズ」などほぼ全ての楽曲の権利が、遺族から米ワーナー・チャペル・ミュージックの手に渡ったことが3日、明らかになった。同社が発表した。米芸能誌バラエティーによると、総額は2億5000万ドル(約290億円)を超える。


 ワーナーが長年にわたる遺族との交渉の末、契約を勝ち取った。26枚のアルバムに加え、生前未発表のアルバム「トイ」の楽曲も対象という。
 同社はツイッター上に「『ジギー・スターダスト』など先駆的な楽曲を含む60年間の作品のホームとなることができ、光栄だ」とコメントした。
 近年では、楽曲の権利を手放すアーティストが増えている。米ロック歌手ブルース・スプリングスティーンさんは米ソニー・ミュージックエンタテインメントに、米シンガー・ソングライターのボブ・ディランさんも米ユニバーサル・ミュージック・グループに権利を売ったことで話題になった。