共産党の志位和夫委員長は3日の記者会見で、ロシアのウクライナ侵攻を受けて「核共有」政策の議論を呼び掛けた安倍晋三元首相の姿勢を「核による威嚇に対して核によって対抗しようというものだ。プーチン政権と同じ立場に身を置くことになる」と批判した。

核運用部隊に戦闘警戒態勢を敷くよう命じたプーチン大統領を念頭に置いた発言。志位氏は「世界中が核による威嚇に核で対抗することになったら、全世界が核兵器を持つことになる。人類社会は破滅の淵に追いやられる」と述べ、核共有に反対した。

産経新聞 2022/3/3 20:37
https://www.sankei.com/article/20220303-KZANDGT2FBPP7NKK3ZROT5YZP4/