シェパードに指かまれ切断…男性2人重傷、リードちぎれ逃げ出す 京都・舞鶴

産経新聞 10月23日 15時55分配信

 23日午前7時半〜8時ごろにかけ、京都府舞鶴市与保呂の路上で、同市内の男性2人が相次いでシェパードにかまれた。
京都府警舞鶴署によると、2人はシェパードを取り押さえたが、複数回かみつかれ、自営業の男性(66)が中指を切断するなどし、男性会社員(64)が両腕をけがするなど、いずれも重傷だという。

 同署によると、シェパードは体長約1・5メートル。近くの町工場の敷地内で飼われている3歳のオスで、見つかったときには首輪とリードをしていた。

 飼い主の男性は「知らないうちに逃げていた」と説明し、リードにちぎれたような痕跡があった。

同署は、何らかの理由でリードがちぎれてシェパードが逃げ出した可能性があるとみて、係留状況を含め、同府動物愛護条例違反容疑も視野に調べている。

 同署によると、23日午後7時半ごろ、庭掃除をしていた自営業の男性が路上を歩いているシェパードを発見。

捕まえようとしたところ、もみ合いになった。さらに目撃した男性会社員が加勢し、2人ともかまれたという。

 飼い主によると、シェパードは狂犬病の予防接種は受けていたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161023-00000508-san-soci