茨城県行方市 Part2
「ゆくえ市」ではありません−。
茨城県行方(なめがた)市が、難読地名を逆手にとって、こんなフレーズを記したPR広告を東京都営地下鉄浅草線の車両内に出した。
広告には「行方」の正しい読み方は載せておらず、目にした人の好奇心をかき立てることで市の認知度アップを狙う。
行方市は平成17年に3町が合併して誕生し、旧郡名の「行方」を市の名称に決めた。
市によると、「行方」の地名は、ヤマトタケルノミコトが水辺と台地が入り組んだ地形を「行細(なめくわ)し」と表現したことに由来するという。
広告は「『ゆくえ市』ではありません」「行方市」と大書し、「ヒント」として、霞ケ浦、北浦の2つの湖に挟まれた風光明媚な地であることなどをアピールする内容だ。
「なめがた」の読み方を広告に載せなかった理由を、市の担当者は「ひと目で興味を持ってほしいと思った。
自らインターネットで検索してもらい、市のホームページをのぞいてもらいたい」と語る。
行方市は「行方不明から行方明白へ!」を広報戦略の基本目標に掲げる。
難読地名を「ネタ」にしたPR戦術の成果はいかに−。 なめかた
行くってなめると読むもんな
行川アイランドが有名 内閣衛星情報センターの副センターが旧北浦村にある。