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取材に応じる立憲民主党の西村智奈美氏=2021年11月10日、国会内

 立憲民主党の西村智奈美・元厚労副大臣は10日、枝野幸男代表の辞任に伴う党代表選について、「仲間と相談しながら考えたい」と語り、立候補を検討していることを明らかにした。

 西村氏は国会内で記者団に「自分が出るかどうかはともかくとして」と前置きしたうえで、「立憲民主党らしい活気のある代表選になることが大事だ。ジェンダー平等やパリテ(男女同数)など女性の政治参画に取り組んできたので、女性候補者がいるべきだ」と語った。

 党内には女性の立候補を求める声が広がっている。西村氏が所属するグループ「国のかたち研究会」(会長・菅直人元首相)が10日に会議を開いた際、西村氏を推す声が出ていた。

 西村氏は現在6期目。党社会保障調査会長として社会保障政策の責任者を務めるほか、今年の通常国会では、LGBTなど性的少数者をめぐる「理解増進」法案の与野党協議に関わった。

 党代表選では、小川淳也元総務政務官と大串博志役員室長が立候補を検討している。

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