【北京共同】北朝鮮外務省は12日、日本の大学受験を希望する朝鮮高校の卒業生が、大学ごとに入学資格審査を課せられている状態について「日本政府の極端な民族差別であり、学ぶ権利を踏みにじる非人道的行為だ」と批判し、こうした政策をやめるよう日本政府に求めた。

 同省日本研究所のミン・ギョンム研究員名義の同日付記事をホームページに掲載した。

 日本政府は2003年に外国人学校卒業生の大学受験資格を原則的に認めたが、朝鮮学校は対象に含めず、「本国の教育課程の確認が困難」として各大学に個別に受験資格を判断するよう求めている。

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