韓国メディアがサッカー天皇杯での感染例を指摘しながら「日本はオミクロンパンデミックだ」と断言した。

 韓国メディア「フィナンシャルニュース」は、日本で新型コロナウイルスの新たな変異種であるオミクロン株が感染拡大している現状を特集。「オミクロンパンデミック(大流行)と呼ぶべきだ。日本でもオミクロン株の感染が拡散する兆しだ」と危険視した。

 同メディアが特に問題視したのが、天皇杯準決勝の川崎―大分戦の観客から観戦者が発生したこと。「東京では最近、米国から帰国したオミクロン株の感染者Aさんの濃厚接触者B氏がオミクロン株に感染した。当時、Aさんは自宅隔離中だったが、2週間の隔離期間中に他人との接触を避けるという誓約を破って、自宅でB氏と会った。B氏はAさんに会った直後に咳や発熱などの症状が出たが、12日にサッカーを観戦した」と感染者の行動が批判を浴びている状況を報道。「東京都はB氏の周囲にいた約80人と、同じ会社の同じ階で働く約170人に検査を受けるように求めた」と感染拡大の懸念が出ている危機的状況も指摘した。

 韓国メディアが予言するオミクロンパンデミックは現実のものとなってしまうのか。政府には厳格な対策が求められそうだ。

https://www.tokyo-sports.co.jp/soccer/3874439/