名古屋市の河村たかし市長は20日の定例記者会見で、「今年の漢字」に「謝」を選んだと発表した。

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今年の漢字を発表する河村市長

 河村市長は4月の市長選や新型コロナウイルスに感染した際、無症状で治ったことなどを挙げ、「市民の皆様と神様、仏様にサンキューベリーマッチという1年だった」と振り返った。

 一方、河村市長は8月、東京五輪の金メダルをかじって批判を浴びた。漢字に「謝罪」の意味も込めたのかと記者に問われると、「自分でご判断いただきたい。感謝のほうが大きいんじゃないか」とした。「人間、色んなことがある。わしは誠実に生きていて裏切ったことはない」とも語った。

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