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仕事猫とコラボしたポスター(左後方)とステッカー(東京・霞が関の農水省で)

インターネット上で人気のキャラクター「仕事猫」が、農林漁業の作業安全の呼び掛けに一役買っている。3月から始まる「全国農作業安全確認運動」を前に、農水省が仕事猫のイラストを採用したステッカーやポスターを作成。お決まりの、工事用ヘルメットをかぶり「ヨシ!」と指さすポーズなどで、安全確認を訴えている。

ステッカーは5種類を作成した。機器の点検は電源を切ってから行うよう呼び掛ける「点検前の電源オフで安全ヨシ!」、トラクター運転時は安全フレームを立ててシートベルト着用を呼び掛ける「シートベルト&安全フレームで安全ヨシ!」などがある。ポスターには5種類の仕事猫をまとめて配した。

ステッカーはJAなどを通じて農家らに配布し、日々の安全確認の啓発に活用してもらう考えだ。

同省がステッカーやポスターを公式ツイッターで紹介したところ、「トラクターに貼りたい」「どこで手に入るの?」といったコメントが集まった。企画した同省政策課の溝部倫之企画官は、「『ヨシ!』のポーズの写真を農業関係者にツイッターに投稿してもらうなどして、安全確認の輪が広がればうれしい」と話す。

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