7日、南米コロンビアの海上で見つかった全長15メートルほどの潜水艦のような船。その船に乗り込み、銃を構えているのは、コロンビア軍の兵士です。いったい何があったのでしょうか。

船の上部にある扉を開けると、そこには大量の木の板のようなものがありました。板は三角形にくりぬかれ、白い塊が隠されていました。

塊の正体は、コカインです。その量は4トン。金額にして170億円にものぼるといいます。

コロンビア海軍太平洋艦隊司令官

「この金は武器の購入や違法採掘、市民に不安と恐怖をもたらしている、コロンビアの太平洋側の地域での犯罪の資金として使われているものです」

世界有数のコカイン生産国となっているコロンビア。この船は、大量のコカインを積み、中米沿岸に向かっていたということです。

https://news.ntv.co.jp/articles/6f60da7053824c3fb7b8a58cbd0fe607