14日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、東京の13日の新規感染者数が1万3074人となるなど、ピークアウトの兆しか否かが注目される新型コロナウイルスの感染拡大について報じた。

 コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「今になって、若いリスクの低い人とリスクの高い人とか、そんな話じゃなくて、最初から若い人は高齢者ほどリスクがないというのは変わらないんですよ。オミクロンになって、リスクの低い人の症状がさらに軽い症状になったという開きは出ましたけど」とまず発言。

 その上で「変わりがないのにコロナに特措法というのをつくって規制をかけてきた理由というのはリスクの高い人たちを守らなきゃいけないからなんです。今さら言うまでもないけど、最初からそうです。だから、オミクロンになって、リスクの高い人たちのリスクがなくなったなら考えを変える必要があると思いますけど、今現在においてはリスクが高いままなので」と続け、「今年の1月に入ってからコロナで亡くなった方の中でなんの医療の施しも受けずに亡くなった方というのが30%以上いらっしゃる。これはなぜかと言えば、医療がひっ迫しているからですよ。状況は以前と変わらないと考えた方がいい」とそういう状態の中で話した。

 その上で「出口戦略に関しては僕が前から言っているようにブースター接種が行き渡って、誰にも使える有効な治療薬が潤沢にあるという状況になれば話は変わってくるので、そういう状況になればという前提で出口戦略を考えるべきだと思います」とした。

https://hochi.news/articles/20220214-OHT1T51028.html