英国防省は15日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍が同国内から増派を始めたとの分析を示した。
米国防総省高官も「ロシアが兵士の補充を検討していると信じるだけの理由がある」と言及した。

地上侵攻が計画どおりに進んでいないとみられ、国内からも兵力の追加に着手したもようだ。

英国防省はロシア軍が死傷者の増加を踏まえて「兵力増強を一段と模索している」と分析した。
ロシア国内の東部地区や太平洋艦隊などから部隊の派遣を始めたと指摘した。

シリアなどの雇い兵の活用も引き続き探り「奪取した地域を死守し、停滞する攻撃的作戦の再開に向けて戦闘力の増強に使うだろう」とした。

米国防総省高官は15日に「これまでロシア国内の他の地域に展開している部隊をウクライナへ追加投入し、戦力を増強する動きはない」と説明した。

一方で「物資の補給と兵員の補充の選択肢を検討していると信じるだけの理由がある」とも強調し、
ロシア軍が国内の部隊を含めてウクライナに追加派遣する可能性を示唆した。

ロシア軍は侵攻前にウクライナ周辺へ17万人以上の兵士を集めたとみられ、国防総省高官は7日に「ほぼ100%」がウクライナでの戦闘に参加したと推計した。

最大目標の首都キエフの制圧に向けて包囲や市街戦には兵士数が不足しているとの見方が多く、ロシアは兵士の確保を急ぐ。
ベラルーシにも参戦を求めているとされる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN161N90W2A310C2000000/

※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1647400793/