こんにちは。大宮です。自分の周囲にいる独身男女の婚活を前のめりで支援する「お見合いおじさん活動(略称:おみおじ)」を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。僕の読者(この記事を読んでいるあなたも該当します)で「そろそろ結婚したい」という人をオネット(大宮ネットワーク)にお迎えし、良縁を結ぶことをお手伝い中です。本連載ではその活動の一端をレポートしています。オネット会員の種類(受けor攻め)と募集についてはこちらをご覧ください。

 受けオネット会員は、取材して記事を書かせてもらう代わりに無料で婚活のお世話をさせてもらっています。活動期間は半年間。この期間内に結婚せよとは言いませんが、短期集中で婚活に取り組んで、結婚を視野に入れた「真剣交際」ができる相手を見つけてほしいと思っています。

 2020年4月からこの仕組みでおみおじを行い、オネット内で真剣交際に至ったのは10組ほど。そのうち5組は結婚しました。そして、今月末に6組目が誕生する予定です。彼らとはときどき連絡を取り合っていますが、それぞれ仲良く暮らしているようです。

 オネットで婚活の勢いをつけて、他の場で良き相手を見つけた人も10人います。うち1人は結婚を報告してくれました。よかったね……。

 いいところまでいったのに残念!と思える元会員も少なくありません。特に男性は良くも悪くも成長が遅い傾向があり、活動期間が終わってから良い方向に変化する人もいます。ならばもう一度がんばってもらいましょう。マチコ先生と話し合って「この人は今なら結果を出せそう」と判断したら、受けオネットへの復帰を打診中です。

こちらはジャージ姿。10代男子と気力では負けないスポーツマンです。(本人提供)
もっと気軽に会うことができていたら違った結果になっていたかもしれません
 関西地方で公立学校の教師をしている山本和雄さん(仮名、52歳)も、前回の活動が終わった後でようやくその「傾向と性質」が見えて来ました。まず、残業も多い教員生活に加えて生徒へのスポーツ指導にも情熱を注いでいるため、遠距離恋愛には時間や気持ちを向けにくいということです。

「オネットでお見合いさせていただいた東海地方のシングルマザーの方と2回会ったのですが、『関西まで来ていただくのは申し訳ない』という気持ちが先立ってしまい、先に進むことができませんでした。仕事と子どもたちのスポーツ指導で忙しくしている私ですが、土日の午後からならば時間を作ることもできます。関西にお住まいの方で、もっと気軽に会うことができていたら違った結果になっていたかもしれません。私にも(前妻が育てている)子どもがいるので、シングルマザーの方はむしろ歓迎なのですが……」

 オネットはお見合いをZoomで行っているので、全国各地の人と出会うことができるというメリットがあります。僕の読者であるという共通点もあり、マチコ先生によるサポートも得られるので安心です。実際、直近では離島に住んでいた研究者女性と東京在住の公務員男性がゴールインしました(レポート記事はこちら)。

 でも、山本さんの場合は気軽に会える距離にお互いがいることが重要なようです。今回は関西地方で住み暮らしている女性に絞りましょう。