日本では納豆、中国では臭豆腐…など、その美味と反して強烈な匂いを放つ個性的な食べ物(とはいえ納豆は大好きです)。そのなかでも、世界一臭いとされるスウェーデンの缶詰「シュールストレミング」がSNSで話題を呼んでいます。

注目を浴びているのは、スウェーデン伝統楽器・ニッケルハルパの奏者で講師の小柏(おがしわ)奈々さんのツイート。「久しぶりにスウェーデン大使館に行ったら、自販機に『シュールストレミング』が売られていた。お値段は5500円」というものです。

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「スウェーデン大使館」に設置されている話題の自販機(写真提供:小柏奈々 @nana_musik)

「シュールストレミング」といえば、ニシンの塩漬けを缶に入れて発酵させた缶詰で、先述の通り「世界一臭い」と評されることもしばしば。その臭いは強烈で一度ついてしまうとなかなか取れないことから、屋外での開缶が推奨されるほどです。日本ではバラエティ番組やYouTubeでよく取り上げられており、それらで知った人も多いのではないでしょうか。

同缶詰のことを知っており、この投稿を見たSNSユーザーたちは「本物の飯テロ」「兵器では…?」と恐れながらも「え、行こうかな」「一度は食べてみたい」と興味津々の様子(ちなみに投稿者の小柏さんはもう10回近く食べているそうです)。一体この自販機は何物…? 設置されている「スウェーデン大使館」に話を訊きました。

つづき
https://maidonanews.jp/article/14649255