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立憲民主党現職の第一声でマイクを握る小沢氏=22日午前9時25分、盛岡市大通

 参院選が公示された22日、立憲民主党の小沢一郎衆院議員(比例東北)は岩手選挙区(改選数1)で再選を目指す同党現職の第一声に駆け付けた。昨年の衆院選岩手3区で自民党に土を付けられ、巻き返しに向けた選挙戦初日の岩手入り。元秘書の現職にエールを送り健在ぶりを印象付けた。
 党県連最高顧問の小沢氏は、盛岡市中心部で約200人を前にマイクを握り「皆さんから激励と支援のあいさつをもらった。付け加えることはない」と力強く語った。
 陣営は共産、社民両党や国民民主党支持団体が加わる野党共闘。「これだけのメンバーが集まり、応援して負けるはずがない。もう一度参院に送ってほしい」と支持を呼びかけた。
 「私は小沢先生と約25年間歩んできたが、現職は約35年間一緒に歩んでいる」。小沢氏を師と仰ぐ達増拓也知事も応援に入り、小沢氏を中心とした政治勢力の結束を強調した。
 立民県連にとって、小沢氏の反転攻勢も懸かる参院選は「絶対負けられない戦い」(幹部)。小沢氏は選挙期間中に再び地元入りする見通し。

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