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 立憲民主党の泉健太代表(48)は27日、国会内で開いた会見で、同党の辻元清美参院議員が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「世界平和女性連合」勉強会に参加した問題について言及した。

 辻元氏と旧統一教会の接点は、泉氏の会見に先立って岡田克也幹事長が明らかにした。辻元氏は2012年に旧統一教会の関連団体とは知らず、大阪府高槻市内で行われた郷土史に関する勉強会に参加し、秘書と2人分の会経費2000円を支払ったという。

 立憲は先月下旬、所属議員と旧統一教会の関わりについて党内調査の結果を発表したが、辻元氏は含まれていなかった。辻元氏は自身のブログで「今回点検をし、これは『世界平和女性連合ではないか』と認識したため、すみやかに党にご報告いたしました」としている。

 立憲は10月3日に召集予定の臨時国会で、岸田政権に対して自民党議員と旧統一教会問題に関し追及姿勢を示していた。その矢先、辻元氏の問題が起こった。

 泉氏は「(悪影響は)ないですね。辻元氏は社民党の支持者だったと思っていた方が講師を務める会合に参加をしてみたら、もらった領収書に(旧統一教会の)関連団体の名前があったと、こう認識しています。こういうことを一つひとつ明らかにすることが大事なんです」とコメントした。

 辻元氏の説明と、旧統一教会と関係があった自民党議員の説明との違いについてはこう語った。

「自民党議員は(辻元氏のような)説明がないのがほとんどだと思う。むしろ辻元氏のような説明をしてもらいたい。説明しようとする姿勢や(旧統一教会との)距離感が違いますね」(泉氏)

 有権者は立憲の対応にどういうジャッジを下すのか。

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