テレビ朝日の早河洋会長が4日、東京・六本木の同局で定例会見を行い、9月28日放送の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)で、コメンテーターの玉川徹氏が安倍元首相の国葬に関し、事実に基づかない発言をしたとして謹慎処分にしたことを明らかにした。

 玉川氏は謹慎で5日から出勤停止10日間。番組責任者にあたる報道局情報番組センター長と同局情報番組センターCPをけん責処分とした。

 今回のテレ朝の会見の模様が報じられた直後からツイッターのトレンドでは「謹慎処分」のワードが急上昇。ネット上には「玉川徹の降板を求めます」というハッシュタグが登場。「出勤停止10日間って大甘な処分では?」、「テレ朝も玉川某も菅前総理に謝罪したのか? これでは単なる長期休暇だろう」、「裏も取らずに無責任な発言を繰り返し、社会に多大な損害を与えた人物が謹慎10日間で済まされるのか」などの厳しい声が集まった。

 玉川氏は、国葬での菅義偉前首相の弔辞について「これ、電通入ってますからね」などと発言し、問題となっていた。

https://hochi.news/articles/20221004-OHT1T51137.html